「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」感想

映画
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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(字幕版)

モナコといえば、フランス版バチカン、タックスヘイブン、カジノ、F1レース、お金持ちの住む場所…といったイメージしかなく、グレース・ケリーがモナコ公妃だというのも、フランスの本を作っていたときに知ったくらい。

映画を見るとき、国の歴史を知ることができるものがいいなというのもあり、モナコがどんな国でどんな歴史を辿ってきたのか、グレース・ケリーがどんな公妃だったのかを知りたくて「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」を観てみた。

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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

モナコという国、グレース・ケリーという大女優から想起されるきらびやかさはビジュアル的にはあったものの、「公妃の切り札」とあるように、ストーリーは、フランスがド・ゴール政権だった頃、フランスによって封鎖され窮地に陥っていたモナコを、グレース・ケリーが救いの手を打つ話で、ひとりの女性が苦悩する姿を中心に描かれる。

自分が何を指針にしてどのように生きていくのか、という境地は、国家や歴史に名を残すほどの大女優という肩書を背負ったグレース・ケリーとは比べものにならないけど、たとえば子育てと仕事など、女性ならではのぶつかる様々な問題、岐路に立たされることが誰しも一度はあるのではと思っていて。そんなとき、何を信じどう進んでいくのかを、グレース・ケリーが苦悩しながらも現状を打破する姿を観て、なんだか背中を押される気分で、すこし前に進む勇気が持てた。そんな映画だった。

この映画のフィクションとノンフィクションの境目がわからないけど、「歴史もの」としても楽しめるし、あと「歴史的事実にフィクションを織り交ぜた、極上サスペンス! 」とアマゾンの説明文にあるように、ミステリー作品とカテゴライズされるものではないけれど、フランスの内通者がいることがわかりそれが誰なのかという部分はたしかにサスペンス要素があったのかも。

私が女性だからか、この映画は、女性がすこし前に進む勇気がほしいときに観るのにちょうどいい作品なのかなと思った。

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