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1ヶ月前くらいに、アマゾンプライムビデオで、綾野剛版「ハゲタカ」を観た。
外資系投資会社の日本支社長が、
大森南朋主演のNHK版ハゲタカと比べて酷評のようだけど、わたしはNHKの方を見てないのと、原作も読んでないので、純粋にドラマ作品として思ったことを忘備録がてら書いておく。
演出が半沢直樹に似てるんだけど、劣化版という感じで、今ここで綾野剛のドアップいるか…?と話より構図に意識がいってしまって残念だった。
ストーリー、主人公の父親が事業に失敗し、切腹自殺するんだけど、切腹…いつの時代…とドラマオリジナル要素がなんだかしっくりこないことが多かった。
あと、綾野剛。クールというか冷徹な役柄なので、いつもよりドスの効いた声でしゃべっているんだけど、それがダミ声というのか、声が濁って聞こえて終始違和感だった…。今回の役柄は、向井理主演の刑事ドラマ『エス』のクールな綾野剛に近くて、声を押し殺した感じがあったけど、割とハマっていたのだけど、『ハゲタカ』だとさらに潰れた感じになってて残念だった。
ただ、『コウノドリ』や『空飛ぶ広報室』や『フランケンシュタインの恋』のように、全く違う役柄を演じ切るカメレオン俳優ぶりはすごいと思う(何様…)綾野剛主演の作品、5作品目くらいでようやくあのドラマも綾野剛だったのか…!全然人が違う…と存在を認識したくらい同じ人だとなぜか思ってなかった。
このような社会派ドラマであまり恋愛色の強いのは好きではないので、ラスト、沢尻エリカとの約束をしれっとやぶって会わずに海外に行く流れは、すごい不自然なくらい大胆なスルーだなとびっくりしつつも、会って2人が恋愛関係に発展しそうな絵で終わり、とならなくてよかった。
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