昨年(2024年)末まで、東京国立近代美術館で開催されていた特別展「ハニワと土偶の近代」を観に行きました。
閉会?間際かつ土曜だったため、かなりたくさんの方がいました。
国立近代美術館は、東京駅エリア、といっても東京駅からだとひと駅分以上歩く距離にある、にあって、上野に比べると自宅から少し離れているため、なかなか行く機会がないが
2024年に同施設で開催されていた特別展「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」が良くて、こちらもぜひ見てみたいと思っていました。
は、あるひとつのテーマで、パリ・東京・大阪の3つの都市で描かれた作品を並べて展示し、そこから何を感じ取るか?問いを投げかけられる企画展。
これがすごく面白くて、家族や友人など、誰かと連れ立って話しながら行きたかった。
今回のテーマは、比べて見るという切り口ではないものの、モネやゴッホなど「人」軸ではなく、「固有物」をテーマに絵画からそれこそ土偶まで幅広い作品が見られるので、TRIO展に似てる部分があるかなと思い期待して行ったら、想像以上だった。
ハニワと土偶が、戦争のプロパガンダとして用いられていたが、翻って戦後のアニメブーム時には変キャラ扱いされているなど、結構大きなスペースで、ハニワと土偶で特別展ができるくらいに、日本の歴史のなかで時代ごとに扱われ方の幅が相当違う、そしてモチーフだったり、象徴…シンボルとして重要な位置づけであったことに驚いたし、その扱われ方の違いが面白かった。
私の中ではハニワは教科書の弥生時代の石器の隣にサブ的な位置づけで写真紹介されているイメージだったり、少しゆるキャラ的にかかれてたり、なんとなく造形が愛らしい、程度だったけど、勉強になった。