19時ごろ、夜ごはんを食べて機嫌よく走り回っていた息子が、その気持ちの高ぶりがコントロールできずそのまま壁に激突。
しばらくは打った衝撃で大泣きしていたが、5分くらいでケロッと普段と変わらない状態に戻ったものの、頭のたんこぶが、額いっぱいに膨れ上がり内出血による青あざが出来ていたのが気になって、念のためすぐに病院で受診した方がいいかどうか判断に迷ったため、救急相談に電話してみた。
救急相談、東京消防庁救急相談センターとは、東京消防庁が緊急時に救急車を呼ぶか、すぐに病院に行ったほうがいいかどうかの判断に迷った際、医師、看護師、救急隊経験者などが相談に応じてくれる機関。24時間無休で対応している。
電話で「#7119」で架電すると、つながる。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/soudan-center.htm
電話で事情を説明したところ、6時間以内に脳神経外科を受診した方がいいとのこと。
自動音声案内で、家の近所にあって脳神経外科がある3つの医療機関を教えてくれた。
家から近い順に電話すると、ひとつは手がいっぱいで受け入れができないと断られ、もうひとつは、状況を説明すると、脳神経外科の医師につないでくれ、さらに状況を説明すると、それなら様子見で大丈夫なので受診しなくてもよいとのことだった。
たしかに電話している30分の間に、たんこぶが小さくなってきていたし、出血もなく機嫌もいつもと変わらずだったので、感覚的にも受診しなくてもよいのではとだんだん思ってきていたので、やっぱりそうだよね、という感じだった。
この電話での救急相談、判断を見誤り、自宅看護で良いと伝え病状が悪化し、万一のことがあったらあれなので、ほぼ100%病院で受診してくださいと言うのではないのだろうか。
なので、行きやすい病院に直接相談すれば良くてこの相談機関の存在意義は…などと思った。
ただ、救急車を呼ぶか、救急外来にかかるかを選択する場合、さほど緊急性が高くないのに自己判断で救急車を呼び、その分本当に救急を必要とする方のもとへ出動が遅れてしまうリスクがあるので、それが回避できる点は良いなと思った。
それに、今回は軽症だからよかったものの、大人がパニックを起こすほどの怪我をしたときに、どの病院のどの番号にかければよいか、など順序立てて考えるほどの余裕がない場合もある。そのとき、とりあえず「#7119」にかければいい、という場所があると随分楽だし安心できるなと思った。