働く女子と罪悪感 「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる


働く女子と罪悪感 「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる

ご自身の子育てと仕事の両立をどのようにしてきたのか、さらに編集者・記者として取材などを通じて得た知見を知りたくて、Business Insider Japan統括編集長・元AERA編集長の浜田敬子さんの本を手に取った。

Amazon.co.jp: 働く女子と罪悪感 「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる (集英社ノンフィクション) eBook: 浜田敬子: Kindleストア
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タイトルをみて、そもそも現在、子どもがいてはたらかなくてもいい女性の方が稀なので、そんな罪悪感なんて持ってられません。という感じではあるものの、今まで男性より活躍の機会が乏しい女性が持つ、自信のなさなど、はたらかなければならないけど、そうはいっても…と後ろ向きになってしまう様々な根深い問題について書かれており、それらは記事で度々見たりして既知のことではあったけど、あらためてそうだよね、と思った。

40〜50代の女性で正社員として働いている人は、実家がすぐ近く…東京にあったり、とくに浜田さんのように実力があり高収入な方は、地方にいる親を呼び寄せて住まわせることができたり、シッターさんを雇ったり、仕事を続けるために莫大な資金を投じることができる。

子どもを育てられるかどうか危ういほどの年収しかない私には到底できない選択ができて、とくに浜田さんのように名のある方の記事で仕事の続け方、などの趣旨で書かれているキャリアの記事を読んでも、うーん、参考にならないし親にまるっきり任せるのを両立していると言えるのだろうか。両立はしなくてもいいのかもしれないし、それを両立と言っても何ら問題ないけど、2019年時点で30代前半の私たち世帯年収平均500万円世代にとっての両立とは、贅沢かもしれないけど男性と同じだけのことをして同じように評価され、認可の保育園に預けた子どもを17時に会社を出てピックアップし、育児も夫婦分担で無理なく行うことだと思っている。

ただ、浜田さんのように影響力のある方が女性がはたらくことの様々な問題を発信しないと、誰にも届かない。いくらSNSの投稿でそのような不満がバズったとしても、風前の灯火で、結局社会に問いかける何かになるのは極めて稀なことだから…。

それにやっぱり様々な主導権を握っている男性が認識して行動を起こしてくれないと、女性だけの動きだと抜本的には変わらない気がしている。そんな男性たちは権威性がある影響力のある人の声を参考にするだろうし、私たちにとって当たり前に感じていて社会問題になっていることでキーワードとして認識していても、ディテール、それが実際どのようなものなのかは把握していない人が多いように思う。

記者時代の上司や部下との葛藤の話などリアルで、メディアの仕事に就く女性なら参考になると思った。

紙メディアからウェブメディアに移動したときの話や、これからの時代のメディアに携わる人に必要なことなどは、という記述も、私自信は逆に移動しようとしているし、必要なことは自分にはできそうになくって少し落ち込んだりもしたけど。

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