目黒に用があったので、その帰りに、東京都庭園美術館の展示「キスリング展 エコール・ド・パリの夢」を観に行ってきました。
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/190420-0707_kisling.html
キスリング…初めて聞いた名前。雑誌フィガロ・ジャポンで紹介されていたので気になって。
かなり乱暴なたとえかもしれないけど…超有名どころでいうと、色使いはゴーギャンやゴッホなど南米を思わせるようなカラフルな感じで、画風はマティスのような感じ。
20世紀初頭、エコール・ド・パリ(パリ派)という、美術の一派を代表するポーランド出身の画家。
女性を描いた肖像画が多く、当時流行っていたキュビズムというピカソやブラックの視覚的に特徴のある絵作風にそこまで影響を受けたわけではなく、また第二次世界大戦中であり戦争に対するオマージュのような作品もとくになく、前衛的なアートはあまり、、という方でも楽しめる感じでした。
東京都庭園美術館の建物が、ちょうどキスリングの時代に建てられたものだったこともあり、アール・ヌーボー様式の建物が絵と相まって、空間そのものがアートという感じが際立った展覧会でした。
https://www.teien-art-museum.ne.jp/museum/index03.html
展示会場と展示会場との間の窓から見える庭園もおつ、という感じで移動もアートな感じでした。
https://www.teien-art-museum.ne.jp/
キスリング展を観てから、庭園を少し散歩してみた。