「床上げは1ヶ月から」というように、出産から1ヶ月はできるだけ家事を控えて授乳などの育児のみにとどめて身体を休めておきたいところ。しかし、私の場合、両親が遠方なこともあり、母親を東京に呼んで家事をしてもらい自分は育児のみ専念する、ということができませんでした。
両親に頼めないとなると、頼みは夫。ですが、今は男の人も育休を取る人が多くなったとはいえ、仕事の関係で休めなかったり、休めたとしても会社での印象がよくないといった理由などから、取れない人も多いのではないのでしょうか。
私の夫もがっつり育休を取ることができなかったのですが、幸い年末年始を挟んでいたことと、繁忙期を外していたため、2週間有給を取得することができ、合計3週間休むことが出来ました。
ですが、1ヶ月のうち最後の1週間は自分ひとりで切り盛りしなかればならない。夫の仕事復帰が迫るにつれ、ちゃんと自分ひとりで過ごせるか、不安でした。
そんな私ですが、なんとか産後1ヶ月を乗り切ることが出来たのも、友だちのこの一言のおかげだったかもしれません。
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「とにかく食べるものさえ確保すれば、乗り切れる」**
よくよく考えてみれば当たり前なことかもしれませんが、この一言ほど支えになったことはありませんでした。
家がいくら散らかってようと誰かが来るわけでもないし、自分がいくら格好が乱れていようと外に出るわけでもないので、自分が生きていくのに必要な食料さえあれば、乗り切れる。
授乳など赤ちゃんのこと以外は食事のことただそれだけを考えればいい。
そう思うだけで、とても楽になりました。
お弁当出前サービスを使う。1ヶ月分の献立が決まっているサービスも。
とはいっても、出産でダメージを受けた産後すぐの状態でご飯を作るだけですら、ハードルが高いもの。ですが、今はUber EatsやLINEデリマなどの各種出前サービスが充実しており、自分でご飯をつくらなければならないということも。友だちに教えてもらったセブンミールという、セブンイレブンが提供するお弁当出前サービスでは、1ヶ月分の決まった献立を毎日自宅まで届けてくれるサービスがあり、普通の出前と違って、栄養バランスを考えずに済むので、授乳中で栄養にも気遣わなければならない時期にはぴったりです。1日分から注文可能なので、手軽に利用できます。
セブンイレブンのサービスなので、コンビニで売られているお弁当をイメージしがちですが、コンビニ弁当とは思えないほどのおいしさで、食べるものがなくなったら、迷わずセブンミールを注文しようと思うほどでした。
セブンミールのお弁当。
赤ちゃんと同じタイミングで寝る
こちらは、食事を確保すればOKよりも、よく耳にするフレーズかもしれませんが、赤ちゃんによって時間や頻度は異なるものの、新生児の頃は、2、3時間おきの授乳が24時間切れ目なく続くという方がほとんどではないでしょうか。
睡眠時間が細切れで2、3時間ずつというのが続くと眠くて自然と寝れるときに寝るようになるだろうと思っていました。私の場合、出産から復職までの間が3ヶ月と短く、昼夜逆転の生活になってもすぐに戻さなきゃいけないので、仕事に出ている夫と同じ生活リズムで過ごさなきゃ…!と、赤ちゃんが寝ても、自分が眠くてもムリして起きてしまっていました。
最初は意外といけるのでは?なんて思ってたのですが、徐々に身体や心にきていたようで、気づけば爆発寸前に。まだ大丈夫、と思っていても、やはり産後の身体のダメージだけでなく、ホルモンバランスなどの影響で情緒も不安定なこともあり、ムリは禁物だと、考えを改めました。
どれだけ眠くても日中寝ることが出来ない昼寝がもともと苦手な私は、日中は赤ちゃんが寝ても自分がなかなか寝れませんでした。しかし、疲れを取るため強制的に横になって身体を休むよう努め、睡眠時間が極端に少なくなった状態でも、睡眠を取らなくても横になって目を閉じるだけでも割りと回復しました。
まとめ
産後1ヶ月の間は「食べるものさえ確保すればOK」これに尽きます。
自分の食べるものさえあれば、部屋が汚くても、自分がボロボロでも、なんとか生きていける。作るのがむずかしい場合でも、セブンミールなどの調理済みのお弁当を宅配してくれるサービスを使えば食事の心配をする必要もありません。また、赤ちゃんが寝たら自分も強制的に横になるなど、赤ちゃんと同じタイミングで休むんで身体を回復させるのも重要なポイントです。